引出物
どんなものが喜ばれるの?
結婚式に出席してくれたゲストにお礼として贈呈する品物のことを“引出物”といいます。金額はお祝儀の10分の1。つまり、大分ではお祝儀の平均が約3万円程といわれているので、約3000円相当の品物とプラス引菓子を付けましょう。ただし、ご両親の意向や地域によって金額や入れる商品がさまざまなので、事前の下調べが重要です。
- Q1.どんな引出物があるの?
- A.ゲストが好きな商品を選べる“カタログギフト”や、一人ひとりに合わせて贈り分けできる商品など種類は豊富にあります。お店によっては、式後に自宅まで引出物を届けてくれるプランなどがあるのでチェックしてみて。
- Q2.引出物は一人にひとつ付けるものなの?
- A.人にもよりますが、夫婦や家族のようにお祝儀をまとめていただく方には、代表して世帯主に渡すのが一般的です。ただしその場合は、引出物の金額を上げることを忘れずに!
- Q3.子どもには何をあげたらいいの?
- A.年齢にもよりますが、子どもには引出物よりもお菓子の詰め合わせや、おもちゃを渡したほうが喜ぶと思います。披露宴中に遊べる道具などがあれば親御様も助かりますよ。
- Q4.引出物は何種類ぐらい決めるのがベスト?
- A.会社用・友人用・親族用と3種類程に分けて選ぶ方や、一人ひとりに贈り分けする方もいます。ゲストの趣味や、ふたりらしさが伝わる引出物を見つけましょう。
- Q5.ゲスト全員に同じ物を贈るのはあり?
- A.悪くはないですが、上司や親族のお祝儀は、平均よりもやや多めに包んでくれます。それに見合う金額の贈り物を選ぶのがマナー。また、年齢や肩書によって内容やデザインを変えたほうがよい場合もあります。
- Q6.両親や兄弟には付けたほうがいいのか?
- A.ご両親や未婚の兄弟には引出物を付けない方もいますが、結婚式の記念になるので形に残る物を渡してみてはいかがでしょうか? また、お祝儀を用意してくれそうな親族には、家族であっても引出物を付けましょう。
- Q7.人気の引出物を教えて!
- A.“飲み物限定”“スイーツ限定”など、ある分野に特化したカタログギフトが徐々に注目を集めているようです。また最近では、ずっと思い出に残る物としてカップやお皿などをゲストによって贈り分けする方も増えてきています。
- Q8.内祝いについて詳しく教えてください
- A.結婚式に出席せずにお祝いのみもらった方に対して、半額の商品をお礼としてお返しします。結婚式の引出物や自分で購入した商品を渡し、熨斗には“内祝い”と書きます。
- Q9.引菓子の相場を教えて
- A.約1000〜1500円。引菓子には賞味期限があるので、焼き菓子など日持ちする商品にしましょう。また地域によってお祝いの意味を込めて赤飯や鰹節を付ける場合もあります。
- Q10.プチギフトって何?
- A.結婚式お開き後に出席してくれたゲストに対して、お礼としてプレゼントを渡します。金額は100円〜300円程度のお菓子や品物、または手作りの物を渡す方もいます。ふたりらしさが伝わる物を渡しましょう。